日曜日、ナミンチのピアノ発表会。トウサンは妹と弟を連れて、少し遅れて会場へ向かいました。

セミを探す

おるでぇ!と、エリポン

アブラゼミ

アブラゼミ。羽の模様がきれい

オアシスロードを歩いて阪急夙川駅へ。今年の夏はことさら日差しが厳しい。帽子を被り、歩いていますと、セミの合唱が聞こえます。

信号待ちで木陰に入っていると、ヨウカラがセミを探し始めました。鳴き声は聞こえますのでいくらでもいる筈ですが、なかなか見つかりません。おっといました。一匹、二匹、、、、数え始めました。

虫探しはエリポンの独壇場。この子は、こういったことに素晴らしい才能を発揮します。「おるでぇ!」と、エリポン。「え?どこ、どこ?」一匹見つけると、目が慣れてきて、見つけやすくなります。セミが留まりやすそうな枝を見分けることも出来るようになります。

こども達は、セミの鳴き声が聞こえるたびに、木の下で立ち止まり、セミを数えています。「きりがないよ、急ごう。」とはいうものの、トウサンもなんだか夢中になってきました。

ここらで鳴いているセミのほとんどは、クマゼミですが、中にアブラゼミも混ざります。エリポンは、アブラゼミを見事に見つけ出して教えてくれます。目の前の枝にとまっているやつを見つけて、写真を一枚。大胆に近寄りましたが、逃げませんでした。これで満足したトウサン。時間の都合もありますので、「もう数えるのは止めよう。急がないと、間に合わないかもしれないよ。」と、こども達をせっついて、駅へ向かいました。

ほとんど雨が降らず、例年より気温が高いせいか、夙川の川底は藻がびっしり生えて緑色になっていました。発表会の方は、まぁまぁ。本番に強いナミンチの本領発揮でした。


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