通っている音楽教室の発表会がありました。

会場へ向かう車の中のエリポン

緊張感を隠せないエリポン

開演を待つ姉たち

最前列で応援するお姉ちゃんたち

日頃の練習をする上で、こういった発表会は有効です。親の側、子どもの側、両方の尻を叩く効果があります。

どうも、いつも今ひとつ、分かっているのかどうか分からないエリポンも、発表会が近いということで、練習に熱が入ります。カアサンの指導も、いつになく真剣。トウサンも聴かせてもらいましたが、随分難しい曲を練習しているんだな、と驚いたり。

音楽教室に通って、エリポンはとても良い音感を持っていることが分かりました。エリポンは、練習をすると、上手に弾けることを知ったようです。そして、上手に弾けると、自分自身が気持ちよく感じること、聴いている人が喜んでくれること、先生やカアサンが褒めてくれることにも気が付いたようです。波はありますが、自発的にピアノに向かい、練習するようになったのは大きな進歩です。

すったもんだと、ありまして、結局、カアサンは、気管支炎を起こしたタンタンと留守番。トウサンがお姉さんたちと発表会会場へ出かけました。車の中で、緊張を隠しきれないエリポン。それが緊張というものだと、そのうちに気が付くでしょう。数時間後、エリポンは全てを上手くこなして家に帰りました。ステージでは、周りの子に挟まれ、後ろの方に追いやられそうになりましたが、しっかりと体を割り込ませて、自己主張していました。心配はしていたのですが、いざ、ステージに上がったら、あとは安心してみていられました。なかなかのステージ度胸は、天性のものでしょう。

演奏や、合奏がうまくいったときの気持ちよさ、それが音楽の魅力と云うことに、エリポンは気が付いているようです。発表会という不思議なものも、努力すると乗り越えることが出来るということや、結局は平常心が大切だと云うことにも、気が付いたかもしれません。


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