突然のことでしたが、スノーウィが天国へ旅立ってゆきました。

スノーウィ

おもいで

一年と3ヶ月ほど、短いようですが、写真を探していて気づきましたが、その間にこども達は随分成長しました。思いの外、長く、貴重な時間を、私たちとスノーウィはともに過ごしたことになります。

動物を飼うことに、私は消極的でした。ペットの飼育自体が、人間のエゴのような気がしていたし、4人のこども達の面倒を見るだけで大変なのに、もう一人面倒を見る自信がありませんでした。こども達が面倒を見られるとは思っていなかったのです。

スノーウィを迎え入れることにしたのは、こども達に責任を持たせる良い機会かもしれないと思ったこと。それから、エリポンに良い刺激になるかもしれないと思ったからです。

好物のブロッコリ

ブロッコリが大好きでした

こども達の反応、がんばりは期待以上でした。スノーウィを何の違和感もなく家族として受け入れ、自分たちの責任で面倒を見続けました。主に姉二人が交代で毎日面倒を見ました。今年になってからはエリポンもそれなりの役割を果たしました。

そして、残念なことですが、スノーウィは大切な家族が突然居なくなってしまう悲しみまで、こども達に教えてくれました。先週から元気がなくなり、病院に連れて行ったのです。獣医はスノーウィの余命が余り長くはないことを教えてくれましたが、こんなに急なこととは誰も思っていませんでした。

昼間は元気そうでした。滑車を回したり、えさを食べたりしていました。夕方になって、ぐったりしているのに気がつき、そのまま、夜7時頃、息を引き取りました。

ヨウカラもナミンチも、ぐったりしているスノーウィを助けようと、泣きながら看病しました。手のひらに載せて息を吹きかけ、暖めてあげましたが、スノーウィは二度と立ち上がることはありませんでした。「明日はひまわりの種をあげる日だったのに、、、」

ヨウカラは、スノーウィをお墓に入れたくないといいだしました。いつでも会えるようにして欲しい。土に埋めてしまってはかわいそうだというのです。かわいそうだけれど、そうはいきません。自然に帰してあげなくてはならないことを教えなくてはなりませんでした。

その夜、ナミンチは珍しく何度も夜中に目を覚まし起きてきました。よほどショックが大きかったのでしょう。

翌日、夙川公園の小さな桜の木の下に、スノーウィのお墓を作りました。大好きだったブロッコリとひまわりの種を一緒に埋めました。さようならスノーウィ。一緒に過ごして楽しかったよ。

住人の居なくなったケージを見て、カアサンは思い出して辛いと言います。きれいに掃除して、片づけました。しばらくは空き家のまま、置いておくつもりです。エリポンは相変わらず、ブロックでスノーウィの迷路を造っています。タンタンはからのケージを見つけて、泣きました。バイバイの意味が分かるのです。

ナミンチヨウカラが描いた、スノーウィへのお別れの手紙です。(ちょっと重たいかもしれません、クリックすると新しいウィンドウが開きます。)


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