私がバイクに憧れていた頃,スーパーカブは,バイクに憧れる若者にとって,全く人気のないバイクだった。

カブといえば,スーパーカブのような姿をしたバイクのこと。メイト(ヤマハ)も,バーディ(スズキ)も、普通は,カブと呼ばれることに異存は無かろう 。

青いスーパーカブ

カブといえば,気軽なバイクのことなのだ。

バリバリ伝説のなかで,巨摩グンが、改造カブに半泣きになって乗る シーンが出てきたなぁ、そういえば....

若い人が乗るのは恥ずかしいバイクだったのだ。

そして,今,カブは復権。14インチタイヤを穿いた,リトルカブ14が爆発的な人気らしい。コンビニの前に,必ずといっていいほど 一台止まっている。

名車という称号がこれほどふさわしいバイクは他に無かろう 。誕生以来,45年近く,カブはカブであり続ける。

様々な人々が,それぞれの立場でカブに接し,カブを感じる。そして今,多くの若者が,カブと出会っている

眺めるだけで,一度も乗ったことがない私であるが、街角が似合う,信ずるに足る。

スーパーカブという名車が,若者達の日常を創る。


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