キラーアプリケーション(2006-05-04)

iMacを購入しておよそ一月過ぎたが、息子が最も長い時間使っているように思う。彼にとっての「キラーアプリケーション」はiPhotoだ。

iPhotoを操る息子

彼はツバメの巣に興味を持っている。冬の間、空っぽだったツバメの巣につがいが戻ってきて抱卵を始めており、彼は日中ツバメの巣巡りを楽しみにしているのだ。場合によっては、カアサンがデジカメを持参して、巣や親鳥を撮影してくれる。去年までに撮り貯めたツバメの画像もいくらかある。それらのツバメ画像がiPhotoのアルバム「ツバメ」に収められている。フォルダ「生き物」>フォルダ「鳥」>アルバム「ツバメ」となっている。彼はiPhotoの操作方法はおおむね心得ているが、漢字を読むことが出来ないから、フォルダを開いてアルバムを見つけることが出来ない。フォルダやアルバムの名前を「かな書き」に直しておいた。一応、「シャシンみてもてもいい?」と、お伺いを立ててからいじり始める。

幼稚園児は宿題もないし、読書も必要がない(というか、まだ字が読めない)、ちょっとはお手伝いのデューティはあるのだが、暇である。申し出を断る理由は何もない。手を洗ってから使いなさい、ということで、食事時になるまで彼はツバメの画像をスライドショウで満喫する。BGMの設定法も知っている。

長女がiPod nanoを手に入れ、まぁあんまり英語は聴いていないようだが、音楽はいろいろ聴いている。iPodを手に入れることが出来なかった次女にもiTunesのプレイリストを作って、お気に入りの曲を入れてあげると、ほかの子たちもプレイリストが欲しいと言う。

結局、iTunesのパネルに子供たち全員のプレイリストが並んでいる。内容はほとんど同じである。私のライブラリには10年以上前に手に入れた古い曲が多い、というか、最近の曲はほとんどないので、結果的に子供たちのプレイリストにも古い曲が並ぶ。子供たちの一番のお気に入りは、HISだ。忌野清志郎と細野晴臣、そして坂本冬美のユニット。私もHISの「日本の人」は名盤だと思う。