このページのもくじ

  1. アップデータ
  2. ウイルスメール対策とは
  3. 落ちなくなったDW
  4. 自己紹介ページ

連休中は、のんびり。おやこニュースの方は随分たくさんのお客さんがいらっしゃいました。

アップデータ

いろいろと出ています。私は、ソフトウエアアップデート経由で入手。

Security Update 2004-05-03
Security Update 2004-05-03 により、多くのセキュリティ面の強化が行われます。すべての Macintosh ユーザの方にこのアップデートを推奨します。次の箇所のアップデートが含まれています:
  • AFP サーバ
  • CoreFoundation
  • IPSec
また、Security Update 2004-04-05 での改良箇所も今回のセキュリティアップデートに含まれています。次の箇所のアップデートが含まれています:
  • CUPS プリント
  • libxml2
  • Mail
  • OpenSSL
ver 1.0、4.2MB
iMovie 4.0.1
iMovie 4 のパフォーマンスと信頼性がさらに向上しています。
このアップデートを実行すると、大きなプロジェクトでビデオクリップやオーディオ音量の編集などの作業を行う際のパフォーマンスが向上します。
iMovie 4.0.1 では、アプリケーションの起動時、タイトルのタイムラインへの追加時、iMovie プロジェクトで、取り除かれたり使用できなくなったりしている他社製のプラグインがあるとき(例:別のコンピュータでプロジェクトを開いた場合)の信頼性が向上しています。
その他、ビデオまたはオーディオの編集を行った後にゴミ箱を空にすると生じる危険性があったビデオのピクセル化、Ken Burns クリップの破損、オーディオの消失などの問題が解消されています。
追加されたパフォーマンスの向上、および拡大された iSight の互換性を利用するには、QuickTime 6.5.1 および iSight バージョン 1.0.2 にアップグレードしてください。
いずれのアップデートも「ソフトウェア・アップデート」および次の web サイトで入手できます: http://www.apple.co.jp/ftp-info/index.html
ver. 4.0.1, 1.8MB
iTunes 4.5
世界最高のデジタルジュークボックスにさらに磨きがかかりました。
パーティーシャッフル機能を使って自分のパーティーで DJ を楽しんだり、プレイリストを友人と共有したり、CD ジャケットを印刷したりなど、いろいろなことが楽しめます。
ver. 4.5 8.2MB
QuickTime 6.5.1
次のような重要なアップデートが行われています:
  • 新しいロスレスオーディオコーデックの「Apple Lossless Encoder」により、元の半分の容量で、非圧縮の CD オーディオと同等の音質が保たれます。
  • AAC エンコード機能の大幅な改良によって、すべての音声周波数帯での高音質が実現されしました。
  • iTunes など、QuickTime を利用するアプリケーションとの互換性が向上しました.
ver. 6.5.1, 33.2MB

というわけで、セキュリティ関係も含まれますので、必ず適用したほうが良いんじゃないかと思います。私はすぐにやりました。

ウイルスメール対策とは

もう一つ、ウイルス関係。依然、我が家には一日10通から30通ほどのウイルスメールがやって来ます。中には、自分が差出人というものもあって、要するに、差し出し人名詐称というわけです。来たメイルに対して文句を云うのは簡単です。私の友人も、良く文句を云っている。

あーもうなんだこのウィルスメールの山は。連休にはいってからひっきりなしに届く。むろんWinのものなので影響はないけどさ。頼むから自分のパソコンの管理をきちんとしてください。お願いしますよもう。

しかし、ここではたと考え込む必要があるだろう。マックなら大丈夫なのか?自分のパソコンが感染していないかどうか、どうして分かるのか?あんたのパソコンは大丈夫か?といわれて、絶対に大丈夫「なはず」。括弧内を外して、断言できるひとがどれほどいるか。

パソコンをきちんと管理していれば大丈夫なのか、逆に、きちんと管理するとはどういうことなのか。感染しているパソコンは、大量のメールを送り続けるらしいのだが、何故、ユーザー自身がそれに気が付かないのだろう?

感染パソコンがどのような対策を取っていたのか、或いは怠っていたのか、分からない。どのあたりまでやっていれば、不可抗力として許されるのだろう。例えば、市販の抗ウイルスソフトを導入しているひとの多くは、ウイルス被害を受けてから、または、心当たりがあり心配になって導入したということは想像が付く。一方、私はネットに参加するものの義務として、抗ウイルスソフトとセキュリティソフトを導入しているが、実はマニュアルをほとんど、いや、全く読んでいない。インストールして適当にやっているだけである。その背景には、マックだから大丈夫(だろう、きっと)という、マックユーザー特有の、セキュリティ呆けがあることを否めない。加えて、このセキュリティソフトメーカーのやっていることも些か、いや、かなりいい加減で、OSのアップデートに対応が数ヶ月単位で遅れたりする。そして、そういった対策を取ったところで、ウイルスメールはやってくる。有能なソフトも適切な使い方をして、初めて有効となるはずだ。何かの弾みに感染しないとも限らない。ウイルス定義ファイルの更新は云うまでもないが、感染の予防と、感染後の駆除では違う対処が必要となるはずだ。ソフトにお金を払っていることが、ウイルス感染に対する免罪符となるとは思えない。

高木浩光氏の指摘を引用しておく。(強調は引用者による)

とはいえ、いかなる場合にも不可抗力だと主張できないのも酷な話である。そのためには、妥当な対策レベルを示す基準が必要なのだが、それが存在しないのが現状であろう。

私自身は、セキュリティソフトはOSの一部としてカバーするべきだと思っている。常に最新のOSを導入し、それに関する適切な情報をキャッチし、十分に使用法を心得ていれば、セキュリティも十分という状況にならない不思議。多くのウイルスは、OSの不備(脆弱性)を突いて感染する。パソコンの管理云々で責められるべきは、個々のユーザーよりもむしろ、OSを作る側や、ウイルスやスパムが蔓延るシステムを改善できずにいるプロバイダ、ソフトメーカーではないのかという気がする。何にせよ、胸を張って、ウイルス対策は万全です、というには、かなりの労力と、コストを強いられる実体。首根っこを押さえつけられている現状を曖昧にしたまま、誰も文句を云わない不思議。

マックユーザーのセキュリティ呆けと言っていい状況にも、いくらか警鐘を鳴らすべきではないかと思い、ひと事書いた。

落ちなくなったDW

今も使っている、ドリームウィーバーですが、アップデータ適用後、落ちなくなりました。大変な進歩です。というか、これが当たり前の気もしますが。依然、重たいことは重たいのですが。

いくつか残っている不都合も、落ちないという信頼感の前で霞みます。安定感が一番と、痛感。

自己紹介ページ

自己紹介ページが重要だと、私は今までにも何度か主張してきたのです。先日、下書き(はてなダイアリ)の方で、キーワードである話題を追いかけて感じたのですが、はてなダイアリは形がよく似ている上に、自己紹介ページを用意していない人が多く、何となく画一的。引用しておきながら、自己紹介ページがないことについて苦情を書いたら、何人かの管理人の方が反応して下さった。

このような問題提起をしておきながら、何なんだけど。自己紹介ページというのは、あって悪いことはないが、利用する側にすると、自己紹介に騙される危険性は大いにあるわけで。別に嘘が書いてあるという意味ではなく、ダイアリはテキストが命で、テキストの内容そのものは、自己紹介がどうであっても本質的な違いはないはず。特に、はてなダイアリは、文書がかなり適切に構造化されているわけで、筆者の意図がそれによって明示されている。文書を提供する立場としては、自己紹介を用意するのは正しいやり方と思うが、その使い方と使われ方によって、却って文書の本質を見誤らせることにもなりかねないと感じたわけで。

私の場合は、嘘は書いていないつもりだが、やはり、お客さん向けに美辞麗句を並べてしまっているかも知れません。

連休中に、かなりたくさんの訪問者。お出かけ情報は全く季節営業。それもまた楽しくもあり。